のはら消化器内科|下松市エリアの消化器内科・内科

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院長あいさつ

院長写真

当院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。消化器内科医として20年、直近7年の徳山中央病院での診療でも常に感じていたのは、健康診断や癌検診を受けて頂いていない方の癌の早期発見はいまだに難しいという事です。残念ながら私の父も、72歳まで小児科の開業医として働き、週3回仕事の後や休日に近くの山に登るような、見た目は元気な人でしたが、内視鏡や健診を受けてくれず、手術不能な大腸癌で2年の抗癌剤投与の後に亡くなりました。自分の専門領域の癌で肉親を亡くした、言いようのない悔しい経験で、更なる検査普及のための開業の意思を強く持ちました。
これからは、地域の内科医として風邪や生活習慣病の診療に携わらせて頂きつつ、お腹の不調を生じて受診された際に、少しでも多くの皆さんに、腹部超音波検査や苦痛の少ない内視鏡検査を受けていただき、癌が出来ていても早期発見早期治療で根治して、一度しかない人生を癌に邪魔されずに満喫していただきたいと切に思います。
徳山中央病院での健診では、毎年上部消化管内視鏡検査を受け続け、カメラの太さを変えたり、いろんな先生に検査して頂き、楽な操作、つらい操作を冷静に分析しましたので、患者さんにはより優しい検査ができると思っています。もちろん大腸内視鏡検査も経験済みです。
一方、未だ原因が解明されていない炎症性腸疾患の患者さんの診療にも携わってきて、学業や仕事の負担になっている平日定期受診を何とかしたいと長年思い続けてきたので、土曜日は1日受診可能にして、検査も平日並みにできるようにしました。入院を要する治療はできませんが、月曜日から土曜日まで同じ内容の診療や検査を提供し、医療水準はこれまで在籍した徳山中央病院と変わらないレベルを保つのが責務だと考えて精進し続けて参ります。
これからは、勤務医で20年間精一杯働いても出来なかった診療スタイルで、よりきめ細かい医療を行い、癌の更なる早期発見と癌予防の生活指導にも力を注ぎます。大腸ポリープをその場で内視鏡切除するような開業医としては高度な医療も行いつつ、誰でもかかる風邪や腹痛、便秘などの病気の症状から、少しでも早く患者さんが解放されるお役に立ちたい、その一念で可能な限り長く、当地で診療を続けていきたいと思っていますので宜しくお願い致します。

院長 野原 寛章

経歴
  • 1989年3月   山口県立厚狭高等学校 卒業
  • 1998年3月   島根医科大学 卒業
  • 1998年4月   山口大学第一内科 入局(研修医)
  • 1999年4月   山口県立中央病院 勤務(研修医)
  • 2000年4月   山口大学消化器病態内科学大学院 入学
  • 2004年4月   長門総合病院 勤務
  • 2006年4月   周南市立新南陽市民病院 勤務
  • 2010年4月~2017年3月   徳山中央病院 勤務 

診療科目

内科

風邪や高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、軽度の不眠症などの内科疾患全般を診察します。通常の投薬で治療効果が上がらない重症の方では、状況に応じて高度な医療機関に御紹介する事もあります。インフルエンザや肺炎球菌ワクチンの投与、検診にも随時対応し、気楽に相談ができて、みなさんから信頼を置かれるかかりつけ医になれるように頑張って参ります。

消化器内科

口から食べたものが消化吸収され、カスが便として出るまでの通り道と、消化液を分泌する肝胆膵領域の内臓の病気の検査と治療を行うのが消化器内科です。胃・十二指腸潰瘍や萎縮性胃炎の方は、半年以内の内視鏡検査受診歴が必須ですが、希望されればピロリ菌の除菌治療もできます。

内視鏡内科

CTは管のような形をした胃腸の病気を見つけるのは苦手です。食欲低下、胸やけ、胃痛、腹痛、血便、便の狭小化、急な便秘等の症状や貧血がある方には、十分な問診と聴診、触診で8割方疾患を想定した上で、検査が必要な方に内視鏡検査をお勧めします。軽微な症状で癌が見つかることもあり、1年以上検査を受けていない方や全く受けた事がない方には、是非積極的に内視鏡検査を受けてもらいたいと思います。


※受診時には必ず薬の手帳を持ってきて下さい。

※抗凝固薬、抗血小板薬内服中の方は、主治医に休薬可能か事前に確認して受診されると、検査の段取り、予約が手早くできますので、御協力のほど、どうぞ宜しくお願い致します。